Windows10でログイン画面の挙動が何か違う。PIN番号によるログインができるように設定をしているが、Microsoft IME の場合にはフリックキーボードで数字が出るのに、Google日本語入力の場合には、何度どうやっても別のキーボードが出てくる。
Fall Creators Update をインストールしたら、タッチキーボードの挙動が変わった。Microsoft IME のときには多彩な選択肢があるのに、Google日本語入力の場合には選択肢が少なく、フルキーボードは選択できない。
PIN番号入力はもう諦めた。でもフルキーボードはどうにかしたいと思ったら、答えがここに。
Windows10 Fall Creators Update 適用後、タッチキーボード(フルキーボード)が表示されない。【Ver1709】
レジストリでフラグを立てて、Fall Creators Update前のインターフェースに戻す模様。
①キー[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\TabletTip\1.7]を選択
②値の作成 [新規]→[DWORD(32ビット)値] ③値の名前を[DisableNewKeyboardExperience]に変更
④名前変更を行った[DisableNewKeyboardExperience]をダブルクリックで開き、値のデータを[1]に変更
⑤PCを再起動
※引用元は上記の記事
この通りに設定したら、インターフェースが古くなってフルキーボードが使えるようになった。
めでたしめでたし。
さいごに
乙カレー!
20年前に感じた衝撃、作り出された誤変換が当たり前の文化、連文節入力をしても文脈を全く読まないとてつもない怪文書。一方、当時の国産IMEはハイクオリティな変換ができたがOSにスッキリはまらず、価格差?もあって衰退していった。
iOSはフリックというインターフェースをぶっ込んできて、これは凄かった。でも変換はもう一つな感じだったので、サードパーティ製の変換ソフトが解禁されたときに飛びついた!しかし、制限が強くかかっていて動きも緩慢に…。
Androidに変えた時はその当時気に入っていたIME来たぜ!と喜んだものの、廉価版だからなの?という変換クォリティでがっかり。
ということで「いつまでたっても自分に馴染もうとしないIME」を使い続けている。
そんな中、WindowsにGoogle日本語変換がやってきて、これはどうなんだろう?と興味を持って使ってみたら、時々どうしようもない変換(いくら学習し直しても頑固に直さない)をすることがあるものの、サジェストが冴え渡るなかなかの変換精度で気に入った。タブレットを買ったときにもすぐにインストールして使っていた。
で、Windows8 → Windows10 にした時にトラブって、再インストール。Windows10 → Fall Creators Updateしたら使えることは使えるんだが、タッチキーボードの選択肢がとても狭まってしまった。
こんな歴史を感じてきている身としては、プラットフォームを持つ大企業の横暴で、【またしても】性能の高いサードパーティ製品を排除しようとしているんだなーと感じる。
でもねー、そのプラットフォームを持つ大企業の提供するIMEは元々「乙カレー」だからねー、期待してないっすよ1mmも。いいツールが出てきたら脅威として捉え、勝手に色々なでっち上げの理由を付けて潰し、ユーザーをないがしろにしまくるのはいい加減にやめてくれないかな、マジで。
めでたしと書いたものの、古いのを使うフラグを立てて使うなんてのが本質的にめでたい訳がない、でしょ!?何をどう考えてこんな横暴を考えつくのかマジでわからん、心底思う大迷惑。
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