もう何年もLogcheckがメールで報告をしてくれているのだが、前回記事で見るまでじっくりとホスト名を見ることもなく全然気付かなかったのだが、ホスト名がlocalhostになっていた。
Logcheckは1つのメールアドレスにログを送ってくれるので、ホスト名が表示されている方が見やすいな。
対策
探したらサクッと答えを教えてくれたのがこちら。
Fujitsu / 11.1.9 自ホスト(localhost)のsyslogメッセージに実ホスト名が出力されない
そうか、syslogを1箇所に集めるような運用をしていれば、これは「運用時の異常」になるな、なるほど。
ということで、hostsを書き直してみた。
/etc/hosts
#127.0.0.1 localhost.localdomain localhost aiueo 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 127.0.0.1 aiueo ::1 localhost6.localdomain6 localhost6 ::1 aiueo # The following lines are desirable for IPv6 capable hosts ::1 localhost ip6-localhost ip6-loopback fe00::0 ip6-localnet ff02::1 ip6-allnodes ff02::2 ip6-allrouters ff02::3 ip6-allhosts
※ホスト名が aiueo の場合。
rsyslogを再起動してみたところ、変更が反映されていることを確認できた。
$ sudo systemctl restart rsyslog
/var/log/syslog
Aug 21 10:03:46 aiueo systemd[1]: Stopping System Logging Service... Aug 21 10:03:46 aiueo rsyslogd: message repeated 2 times: [ [origin software="rsyslogd" swVersion="8.32.0" x-pid="1405" x-info="http://www.rsyslog.com"] rsyslogd was HUPed] Aug 21 10:03:46 aiueo rsyslogd: [origin software="rsyslogd" swVersion="8.32.0" x-pid="1405" x-info="http://www.rsyslog.com"] exiting on signal 15. Aug 21 10:03:46 aiueo systemd[1]: Stopped System Logging Service. Aug 21 10:03:46 aiueo systemd[1]: Starting System Logging Service... Aug 21 10:03:46 aiueo systemd[1]: Started System Logging Service.
もう少し調べてみる
他のホストを見直すと、この指定がしてあった。
何でやってたんだろ…と思ったら、過去にこの設定をするようにメモしていた。
sudoでコマンド実行すると、sudo: unable to resolve host <ホスト名>というメッセージが表示されるので、その対策だったみたい。
今回、一応はホスト名が指定してあったけど、指定順序、つまり、先頭ではなく、最後に追加していたのが問題の原因だったらしい。
件のページで教えてくれたこの指定順序を試してみたところ、確かに上手くいった。
/etc/hosts
#127.0.0.1 localhost.localdomain localhost aiueo 127.0.0.1 aiueo localhost.localdomain localhost #::1 localhost6.localdomain6 localhost6 ::1 aiueo localhost6.localdomain6 localhost6
何の気なしにhostsを気軽に書いているけれども、意外なところに影響するのだなと思った。
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