linuxBean、とっても快適!いままで使っていなかったノートパソコンを毎日起動するようになった。サーバーをいじるのにやっぱりキーボードは必需品!
コタツからServerへ、コタツからWindowsPCへ。本当に便利。
この記事も コタツ + ノートパソコン + linuxBean + Chromium で書いている。快適快適。
ただ、WindowsPCへの接続しようとRemminaを起動し、リモートデスクトップ接続しようとすると「パスワードを入力してデフォルトのキーリングのロックを解除してください」と聞かれる。
ちょっと面倒なので表示させないようにしたい。
でも、キーリングって一体なんなんだろう・・・?
キーリングについてはUbuntu kledgebにとっても詳しく解説が記載されている(「パスワードと鍵」で見てみるとよくわかります。ありがとうございます)。
浅い理解を恥ずかしげもなく書くと、
- キーリングとはパスワード(キー)を束ねておくキーホルダー。
- パスワードにはsambaへの接続パスワード、各アプリケーションが独自に保存するパスワードなどがある。
- キーリングにはパスワードがかけられていて、パスワードで暗号化されている。
- キーリングのパスワードを解除しておくこともできるが、キー達が平文になる。
- 特別なキーリング login はログイン時にパスワード解除される。・・・ん?
ということのように見えた。
その他を色々と読んでみると、パスワードを入力しないですむようにするには、キーリングのパスワードを解除してしまえば良いと書かれている。
平文でパスワード達をファイルに残すのに抵抗があるが、キーリング自体は ~/.gnome2/keyrings にあって、600な権限であるから平文にしても同じかな。
んー、それでも暗号化して保存しておくにはどうしたらいいか。
今まで何も気にしないで使ってきた訳だが、keyringsに何があるのかと見てみると・・・
- default
- login.keyring
- user.keystore
- デフォルト.keyring
キーリングに login と デフォルト という2つがある。きっと login がデフォルトになっていなくて、アプリケーションたちが デフォルト というキーリングにを使っているので、いちいち聞かれるんだなぁと想像。
キーを管理するアプリケーションは seahorse というらしい。linuxBeanにはインストールされていないので、以下を実行してインストールしてみた。
$ sudo apt-get install seahorse
そして「スタート」→「設定」→「パスワードと鍵」を起動する。
想像通りキーリングが2つ、その中にパスワードが保存されている模様。
- login
デフォルトになっていない。キーは保存されていない。 - デフォルト
デフォルトになっている。以下のキーが保存されている。
smb
Remmina
そこで以下の操作を行った。
- loginをデフォルトに設定。
- デフォルトにあるキーを全て削除。
- パスワードと鍵を終了し、smbやRemminaのパスワード設定をやり直し。
- linuxBean再起動。
SambaアクセスやRemminaでのリモートログインを試してみたところ、パスワード入力を求められなくなった。
めでたしめでたし、だったのだが「パスワードと鍵」アプリでパスワードを表示できることがわかった。結局平文で保存したとしても、大した違いはないのかもしれない。
それと、後から追加した娘のアカウントは最初から login キーリングがデフォルトになっており、デフォルト キーリングは存在しなかった。
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