以前はifdown→ifupで操作していたと思うのだけど、Ubuntu20.04の環境にはインストールすらされていない。GUIからはできるのだから、やり方はあるはず。
ネットワーク接続を管理
大体のことはipコマンドで管理できる。接続についてはip-linkで管理。
Ubuntu18.04でも使える。
ネットワーク接続を見る
まずは管理対象を確認。
$ ip link
1: lo: mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN mode DEFAULT group default qlen 1000
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
2: ens33: mtu 1500 qdisc fq_codel state UNKNOWN mode DEFAULT group default qlen 1000
link/ether nn:nn:nn:nn:nn:nn brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
ネットワーク接続をON/OFFする
接続の状態が確認できる。ここではens33について操作。
$ sudo ip link set ens33 down $ sudo ip link set ens33 up
※ssh接続しているネットワーク接続を切断すれば、当然sshも切断されるので注意。やってみた感じ、セミコロンで区切って1行で実行すればセーフかも。
やったこと
netplanがフロントエンド、systemd-networkdがバックエンド、という関係と見かけたので、その方面から攻めていったけれど、ネットワークON/OFFまで至らなかった。
この方面だと、管理コマンドはnetworkctl。18.04から20.04でできる範囲が広がっているので、進化が続いているのかな。
ネットワーク接続を見る
systemd-networkdによるネットワーク接続の管理状況が見られる。
$ networkctl list IDX LINK TYPE OPERATIONAL SETUP 1 lo loopback carrier unmanaged 2 ens33 ether routable configured 2 links listed.
SETUP列は設定ができたことを表しているそうだが…フロントエンドがnetplanで、バックエンドがsystemd-networkdとなっているから、netplanで設定されていることを表しているのだろう。
ネットワーク接続の状態を確認する
これはかなり見やすい。
networkctl status ens33 ● 2: ens33 Link File: /lib/systemd/network/99-default.link Network File: /run/systemd/network/10-netplan-ens33.network Type: ether State: routable (configured) Path: pci-0000:02:01.0 Driver: pcnet32 Vendor: Advanced Micro Devices, Inc. [AMD] Model: 79c970 [PCnet32 LANCE] (PCnet - Fast 79C971) HW Address: nn:nn:nn:nn:nn:nn (VMware, Inc.) Address: 192.168.nnn.nnn 24nn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnnn fenn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnnn Gateway: 192.168.nnn.nnn (Maker Name) DNS: 192.168.nnn.nnn fdnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnn:nnnnn Search Domains: hogeserver.hogeddns.jp Connected To: n/a on port nn:nn:nn:nn:nn:nn ←これはホストPCのMACアドレスだった
さいごに
Ubuntu18.04で稼働中のサーバー達、結果を急いだためにifupdownをインストールしてifupとifdownを利用している。
当時はよく分からなかったが、samba-toolとかでコマンドの中のコマンド?サブコマンド?っていうのか、それに慣れてきたので理解できたのかもしれない。
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