最近、Windows10にログインすると、使い始められるようになるまで超時間がかかる。きっかけがいまいちわからないけど、ここ数ヶ月に渡って発生している問題。
ログインする→デスクトップのアイコンが表示される→通知領域のアイコンがちょっとだけ表示れたところで固まる→1分固まる(もっと長いかも)→デスクトップのアイコンが再描画されて使えるようになる。という挙動。
hoge daughter から「そういえばパソコンなんだけど、ログインした後に固まっちゃってさぁ、使えるようになるまでめっちゃ時間かかるんだよね~」と指摘されて、これは本格的に修正しなければと考えたのだった。
結論からすると、DAEMON Tools Lite 10.3 → 10.9 へのアップグレードで解消。
便利に使わせてもらっているツールでとても気に入っているのだが、自動アップデートをOFFにしていたのが問題発生の原因と言える。おそらく、広告がうざったいとかそんな理由だったんだろうけれども、ずいぶんと長い間それこそうざったい思いをしたのだった…。
問題の調査には以下を行った。
- Microsoft以外のサービスを無効化
- 挙動を確認して原因を特定して無効化
- Microsoft以外のサービスを有効化して問題が発生しないことを確認
- 原因となっているアプリケーションをアップデート
■Microsoft以外のサービスを無効化
コマンドプロンプトから
C:\Users\hogeuser>msconfig
を入力して「システム構成」というアプリケーションを起動。
「サービス」タブで「Micorosoftのサービスをすべて隠す」をチェックし、Microsoft以外のサービスを「すべて無効」ボタンで無効にする。※作業の最後に、Microsoft以外のサービスをすべて有効にするのを忘れないようにしましょう。
OKボタンをクリックし、PCを再起動する。
■挙動を確認して原因を特定して無効化
再起動してログインしたら、DAEMON Tools Lite がタスクバーでキラキラしている。
システムへの変更を許可しますか?と聞かれているのだ。
タイムアウトするまで動けないっぽい雰囲気とぴったり合致!きっとこれだ。
DAEMON Tools Lite がどこで起動しているか、というとスタートアップだ。
今は、スタートアップをタスクマネージャーから管理できるっぽいので、[CTRL]+[SHIFT]+[ESC]でタスクマネージャーを起動する。
「スタートアップ」タブをクリックし、その中にある DAEMON Tools Lite Agent を無効にしてみる。※作業の最後に、DAEMON Tools Lite Agent を有効にするのを忘れないようにしましょう。
■Microsoft以外のサービスを有効化して問題が発生しないことを確認
コマンドプロンプトから
C:\Users\hogeuser>msconfig
を入力して「システム構成」というアプリケーションを起動。
すべてのサービスを有効化して再起動し、問題が発生しないことを確認。
スカッと起動するじゃない、原因はこれだったんだぁ。
■原因となっているアプリケーションをアップデート
DAEMON Tools Lite は設定画面から自動アップデートができる。
画面に従ってインストールを完了させる。
タスクマネージャーを起動してスタートアップを確認したところ、DAEMON Tools Lite Agent は無効になったままだ。これを有効にして再起動する。
再起動する…OK!スカッと起動した~最新バージョンでは問題対処済みだった~!
記事をまとめながら…あれ?これって問題の本質的な解決じゃないや、と気付く。
Microsoft以外のサービスを止めたら DAEMON Tools Lite が許可を求めていることがわかったということは、「スタートアップ時に許可を求めるアプリケーションがあっても、その許可を求めるダイアログの表示を妨げるサービスがある」ということだ。
そいつをどうにかしない限り、原因不明の「めっちゃ時間かかるんだよね~」が再発する可能性がある。対症療法でしかなかった…。
結果を急いじゃだめですなぁ。
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