Windows主体の環境にデュアルブートのUbuntu18.04 Mateをインストールし直した関係で色々と設定を修正している。
設定の過程でWindowsを起動してみたら時計が9時間前だった。
原因はシステム時間の持ち方が違うからで、インストールし直す前はやってい設定ができていない。メモってなかったのでGoogle先生に聞いてみたところ、一発でドンズバなページが。
Qiita / ubuntuとwindowsをデュアルブートしたとき時間がずれたらこれを打つ
$ sudo timedatectl set-local-rtc true
** 設定結果の確認
$ timedatectl
Local time: 日 2019-10-27 22:30:39 JST
Universal time: 日 2019-10-27 13:30:39 UTC
RTC time: 日 2019-10-27 13:30:39
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
systemd-timesyncd.service active: yes
RTC in local TZ: yes
Warning: The system is configured to read the RTC time in the local time zone.
This mode can not be fully supported. It will create various problems
with time zone changes and daylight saving time adjustments. The RTC
time is never updated, it relies on external facilities to maintain it.
If at all possible, use RTC in UTC by calling
'timedatectl set-local-rtc 0'.
以前、タイムゾーンの設定を記事にしていた。その時との違いはRTC in local TZがyesになっていることと、ワーニングが出ていること。ワーニングの内容を翻訳してみるとこんな感じになった。
システムは、ローカルタイムゾーンでRTC時間を読み取るように構成されています。
このモードは完全にはサポートできません。
タイムゾーンの変更と夏時間の調整に関するさまざまな問題が発生します。
RTC時間は更新されることはなく、外部施設に依存して維持されます。
可能であれば、「timedatectl set-local-rtc 0」を呼び出して、UTCでRTCを使用します。
夏時間は使わないからOK。それ以外の問題はないか探してみると…
Linuxの環境設定に関するメモ / last rebootの実行結果が正しくない
完全なサポートがされないというのはこういうことなのだろうけれども、他にも問題があるかもしれない。もしかしたら、この記事が書かれた後に修正されているかもしれない…。
どちらかといえば、Windowsの時間が狂うことのほうが実害が大きいので、この設定をしておいた方がいい。
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