Windows

VMware Workstatio 16 Player でヒント サイドチャネルの緩和

先日、VMware Workstation 16 PlayerはHyper-Vと同居できるという情報を見かけたので、Windowsの機能をつかって有効化してみた。
ついでにサンドボックスも。

そして、PCを作り替えたあと色々とあって、VMware Workstation 16 Playerにアップグレードしていたのだが、起動してみたら更新を促されたので16.1.0にした。



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起きたこと

さぁ、と起動してみたら以下のヒントが表示された。

サイド チャネルの緩和を有効にしてこの仮想マシンを実行しています。サイド チャネルの緩和によりセキュリティを強化しながら、パフォーマンスを低下させることもできます。

緩和を無効にするには、仮想マシンの設定の詳細パネルで、サイドチャネルの緩和の設定を変更します。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB 79832 (https://kb.vmware.com/s/article/79832) を参照してください。

リンクをクリックしてページを見に行ったところ、Pro版では設定画面が用意されているようで、スクリーンショットを見るとこんな項目名だった。

Disable side channel mitigations for Hyper-V enabled hosts

このメッセージからすると、Hyper-Vとの同居が契機でこのメッセージが表示されたと思われた。

対策(サイドチャネルの緩和を無効化)

多分、ヒントを表示させないのが正しい対応。

でも、ヒントを消したら二度とこのことに気付かなそうだったのと、別に境界を越えて何かを読み取るような危険なソフトが入り込む使い方をしないのと、時々CPUを酷使するのと…と色々あって無効化を選択。

ただ、ウチはPro版ではないので、GUIからは設定ができなかった。
Reddit / How to disable side channel mitigations with VMWare Player 16?

仮想マシンを定義しているvmxファイルを編集し、以下を追加。

/仮想マシンが入っている場所/仮想マシン.vmx

ulm.disableMitigations="TRUE"

これで、ヒントが表示されることなく起動した。

さいごに

サイドチャネルの緩和を無効化すると、悪意あるプロセスからの保護がされなくなるので、実行時には注意。

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ろっひー

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