Windows10 1903でタブレットから音がしなくなった

軽くて持ち運びに便利なので気に入っている Miix 2 8。Windows 10 version 1903 にアップデートしたら音がしなくなった。アップデートが原因なのかどうかが分からない。

Miix 2 8 は CPU:Atom Z3740、チップセットとGPUはCPU内蔵。
Lenovo / Lenovo Miix 2 8 – 59399891,59404411 製品仕様書



 

別機種のドライバをインストール

なるほど、こんな方法があるのか…この探し方は全く考えつかなかった。
コンゴトモヨロシク♪ / Lenovo Miix 2 8 に Windows 10 RS1 をインストールすると音が出ない【解決】

ここで示されている ThinkPad 8 のドライバをインストールしたら音が鳴り始めた。

3年近く前の記事なんだから…と、もうちょっと新しいのを探してみたいとも思ったのだが、記事を見てもドライバの探し方が分からない…デバイスIDはプロパティ・詳細から見ることができることまでは分かったけれども、デバイスIDではうまく見つけられない。この方、ホントに凄い。

それと、そもそもこの情報にたどり着くまでに実は1週間以上かかっている。結果からすれば、単純に機種と音が出ないって入れるだけで Google 先生が見つけてくれる訳で、スピード感がなさ過ぎるぞオレ…。

 

やったこと

音が鳴るまでに紆余曲折している中で得たことを記載。

 

TouchMousePointer

ドライバやデバイスを色々操作しようと思うと Miix 2 8 では少し表示が小さくてきつい。ピンポイントで操作するなら必要なアプリケーション。実際に便利に使っているし、探すと必ず最初に見つかるんだけれども、2019/08/11現在、ストアには Tablet Pro という有料バージョンしかない状況。

しかし!本家で古いバージョンがダウンロードできる。
TouchMousePointer / Download

自分的には「デスクトップアプリの過去のバージョン」の一番新しい Version 1.9.6.7 で十分。Tablet Pro Version 2.0.7.2 というバージョンもあるので、これを使うのも手だと思われる。

いつまでこのバージョンで動くのか分からないけれども、動くのなら十分な機能があるのでこれでいいんじゃないのと思ったりする。

なお、Windows 10 version 1903 にアップデートしたことで言語バーが表示される設定に戻された模様。これによってタスクバーにマウスマークのアイコンが表示されなくなった。
言語バーを表示させなくする設定はここにわかりやすく記載されている。
ぱそかけ / 【Windows10】IME言語バーを表示/非表示する方法(レジストリ)

 

Intel Dynamic Platform & Thermal Framework

結果からすると、作業しても何も変わらない。

ドライバ更新

Application ログに以下が出ている。あんまり関係なさそうだけど調べてみた。

ソース "DptfPolicyLpmServiceHelper" からのイベント ID 1 の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。

イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。

イベントには次の情報が含まれています:

DptfPolicyLpmServiceHelper
GetForegroundAppName: OpenProcess() failed.
Last error = [0x00000005]

 

これがなんなのかを調べていくと、Intel(R) Dynamic Platform & Thermal Framework (DPTF)ということらしい。このあたりを調べていくと、ファイルの実態は C:\Windows\System32\DptfPolicyLpmServiceHelper.exe だった。

Google先生に聞くと止めることばっかり並ぶ中、その効能を説明しているサイトを発見。こういう情報を見ていると、単純に止めるんじゃなくてスムーズに動かすことが快適な利用には大切なんじゃないかと思ったり。
お墨付き! / Windows8のIntel DPTFを再設定して高速する方法(Acer Aspire P3 P3-171-N32Qの高速化)

システムデバイスにぶら下がっている Intel(R) Dynamic Platform and Themal Framework * を1つ1つドライバ更新する。

ドライバの親子関係ができるみたいで、表示のされ方が変わった。

ついでに Intel(R) Sideband Fabric Device もアップデートしたところ再起動を求められたので再起動したところ、このエラーが発生しないことが確認できた。

電源管理の設定

DPTFをアップデートしたことで、電源管理の詳細設定の中に「Intel(R) Dynamic Platform & Themal Framework Setings」の項目が出てくる。Level のデフォルト値は 3 だったのを以下の通り変更した。
ふていきWeblog / 『Intel(R) Dynamic Platform and Thermal Framework Settings』の備忘録
SuperUser / Intel Dynamic Platform and Thermal Framework Settings – what exactly do they do?


なんとなく早くなったような…

測定1 2つのデバイスで比較

実は手元には Windows 10 で運用している Miix 2 8 が2つあるので、それぞれの動作速度を調べてみた。日頃の使用状況やドライバのアップデート状況などが違っているので比較としてはちょっと弱いけれども書き記してみる。

計測項目 DPTF 5Level
高速スタートアップOFF
DPTF なし
高速スタートアップON
電源投入からようこそ画面が表示されるまでの時間 26秒 17秒
Excel初回起動 / 2回目 7秒 / 4秒 7.5秒 / 3秒
Word初回起動 / 2回目 5.5秒 / 5秒 5秒 / 3秒

※アプリケーションの起動は、CPUが落ち着くのを待ってから、他のプログラムを起動していない状態で実行。常駐アプリは…特にいじらずなので差はある…。

あまり差はないし、むしろDPTFなしの方が早いくらいだったので考え直してみたら、気付いた違いは3つ。(1)DPTF なしの方は高速スタートアップがONになっていた (2)DPTF なしの方には ATOK が入っていない (3)DPTF なしの方には f.lux が入っていない。

ここから考えると、DPTFの有無はあまり速度に影響しそうもないと思った。

測定2 DPTFレベルで比較

測定1 の結果を受けて、面倒だけど DPTF 設定を変えて試してみることにした。

計測項目 DPTF 5Level
高速スタートアップON
DPTF 1Level
高速スタートアップON
電源投入からようこそ画面が表示されるまでの時間 14秒 13.5秒
Excel初回起動 / 2回目 9秒 / 4秒 7秒 / 3.5秒
Word初回起動 / 2回目 5.5秒 / 4秒 5秒 / 4.5秒

体感的にはサインイン後のCPUが落ち着くまでの時間は 5Level の方が早いように思ったが、アプリケーションの起動は 1Level の方が若干早いような…。いずれにしても誤差の範囲。

 

測定3 高速スタートアップで比較

高速スタートアップがアプリケーションの起動に影響するなんて話はなかなか見つからないが、最初のテストで気になったのでやってみる。

計測項目 DPTF 1Level
高速スタートアップON
DPTF 1Level
高速スタートアップOFF
電源投入からようこそ画面が表示されるまでの時間 13.5秒 26秒
Excel初回起動 / 2回目 7秒 / 3.5秒 7秒 / 3.5秒
Word初回起動 / 2回目 5秒 / 4.5秒 5.5秒 / 4.5秒

誤差レベル…

ということで、Miix 2 8 に無理矢理 ThinkPad 8 のドライバを導入した環境では DPTF 設定をしても差が出ない、という結果になった。

 

高速スタートアップON→OFF→ON

何にも問題なく、むしろサクサク動いていた側の Miix 2 8 が、1903導入後3回目の再起動でやたら重くなった。

具体的にはログイン後にスタートメニューのアイコンが正しく表示されない。色は同じなんだけど絵が表示されない。シャットダウンできない、サインアウトにもものすごい時間がかかる。という症状が現れた。

ここで、一度「高速スタートアップ」を無効にしてシャットダウン→しばらくまたされる→強制電源オフ→電源投入後の正常起動を確認した後で「高速スタートアップ」を有効化。これで症状を改善できた。

強制電源オフなので本当に効果があったと断言はできないが、メモ。

 

ドライバの差分を検証

Windows 10 version 1903 を 2台目の Miix 2 8 に導入したところ、何の問題もなくアップデートできて音も鳴っていた。ドライバの問題が発生していない模様…これは?

ドライバの一覧を表示させる方法があった。
How-To Geek / How to See a List of All Installed Windows Drivers

差分を取ってみる。

問題が発生している方だけに追加されているもの
表示名 見解
dptf_acpi
esif_lf
Intel(R) Dynamic Platform and Thermal Framework 関連のファイルらしい。狙ってインストールしたのでこのままとする。
WMware hcmon ブラウザから ESXi にアクセスして操作するためにインストールしていたもの。VMware Remote Console としてインストールされている。
たまに使うのでこのままとする。
SMB 1.x MiniRedirector Linkstation が SMB1(CIFS)のアクセスしかできなかったため、SMB 1.0/CIFS クライアント を有効化していた。
現在は SMB2 でアクセスができるようになっているので無効化して再起動したところ、なくなった。
静止画シリアル デジタル…
Serial Imaging Device Driver
どうもスキャナを使うためにインストールされていると思われ、恐らく Brother のプリンタドライバと一緒にインストールされたものと思われる。
このままとする。
Brother WinUSB Port Driver ファイル名は winusb.sys で、Brother のプリンタドライバをインストールしたら上書きされたと思われる。
このままとする。
問題発生している方でだけ動作しているもの
表示名 見解
RAS Asynchronous Media MS Remote Access serial network driver となっている。
Bluetooth テザリングの設定をしているから…かな?問題なしとみる。
Modem 一般的な言葉過ぎて探しきれない…上と同じ??
exFAT File System Driver 恐らくだけど、64GB の SD カードを差し込んでいるから使われていると思われ、問題なしと見る。
問題発生している方でだけ停止しているもの
表示名 見解
Windows Bind Filter Driver システムファイルの名前空間を別のロケールにバインドし、ユーザーからの再マッピングを非表示にする。サンドボックスとかで使うっぽいけれども、メモリが2GBしかないので動かないはず。
気にしないことにする。
問題発生している方にないもの
表示名 見解
Intel WiDi Audio Device Intel のワイヤレスディスプレイ規格の実装の模様。Windows 10 はプロジェクション機能があるからいいかな。
気にしないことにする。
IWD Bus Enumerator 同上
VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter Genymotion とかを試した関係でアンインストールがうまくいかずに入っているのかな?
気にしないことにする。
WinUsb ドライバー ファイル名は winusb.sys で、問題発生している側は Brother のプリンタドライバで上書きされたと思われる。
気にしないことにする。

こうして並べてみても、音に関するところって動きに違いがなくて、Intel SST Audio Device に関して言うと、2013/11/26 のものが問題なく動いている。問題発生した Miix 2 8 のどこが悪かったのかを突き止めるには至らなかった。

不要サービスの検討

ドライバの差分を検証する過程で以下を発見した。今回は何もやっていないけれど、いざというときに使えそうな情報なのでメモ。

Windows 疑問・トラブル即解決 / Windows 10 で不要なサービスを停止してセキュリティ向上、軽量化

 

さいごに

Miix 2 8 は軽くていい。1つ1つのアプリケーションは軽快に動作する。
でもやっぱり最後はメモリがものを言う。4GB あったらどんなに良かったか。

それと…高速スタートアップはタブレットの場合には入れておいた方が起動が速くて良いと思う。メイン PC は Ubuntu と同居しているので、ディスクを捕まれたままだと問題があるので外してあるが、Miix 2 8 で他の OS を同居させることはまずないだろうから。

 

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